【相場雑感】近くの戦争
昨日、北朝鮮と韓国が砲撃による交戦を行っているというニュースがシンガポールの友人からメールで届いた。
慌ててニュースをつけたらサッカーやってた…。
端末を立ち上げてみてみると、既にCME日経平均先物は10000円を割れていた。
ようやく日本でもニュースが流れ始め、状況が見え始めた。
9900円台のもみ合いをしばらく眺めて、流動性のない時間に無理してもしゃあないかな、と目を離していたら次に端末を見たときには9850円(安値9820円)。
9900円割れのところから一気にストロスが入った感じだった。
『湾岸戦争』のときは遠い出来事に思えたが、今回は日本の間近で起こっている。戦火が広がるような事態になれば、在日米軍が動く可能性もあり、日本にとっても他人事では済まされなくなる危険もある。
北朝鮮はああいう国だ。
韓国が武力による報復措置をとれば一気にエスカレートするだろう。
これまでも韓国はやられっ放し。
経済的な報復措置はとってもなんだかんだと物資の援助を続けてきたし、殴られても殴り返さないできた。
今回は民間人にも負傷者が出ており、民家が炎上するなど無差別攻撃ともいえる。
それに対して韓国はこれまで通り大人の対応ができるのか?
弱腰という批判は出るだろうが、戦火が拡大しないことを願う。
相場は正直ちと難しい。
北朝鮮問題だけなら買いたいところだけど、欧州問題が一気に再燃してきている。
アイルランド銀行が▲25%の急落。
同国での選挙実施の動きもあり、救済案がまとめられなくなる可能性も出てきている。
独メルケル首相もかなり厳しいコメントをしていた。
韓国はADRなどを見る限り▲5%強の下げにはなりそうだ。
当事者ではないとはいえ、かなりロング目に市場が傾いていたところだけに、日本市場にもヘッジもそれなりに出てくるだろう。
また買って上がってきても、「韓国が報復」とかその手のニュースが流れた瞬間に一気に崩れる怖さもある。
今日はポイントでしっかり取っていくような売買に徹するべきかな。
ただ市場心理が不安定な分、ブレは出るかもしれない。
チャンスはあるはず。
今日も一日頑張りましょう!