【マーケット】分かりやすいリバウンド局面入り
分かりやすいリバウンド局面入りですねw
まぁこれだけ崩落すれば、戻りも早いとは思っていましたが…。
信用評価損率が話題になり、追証やらで投げざるを得ない状況に追い込まれた人が沢山出たところ、投げが一巡したところが拾い場になるのは相場の常。
投げる側にならないためにこそ、ロスカットやリスクコントロールが重要ってのは、数多くの方がお話されていることだと思います。
ま、それはとりあえず置いといて。
大事なことは、この戻り局面の見極め。
(シナリオ1)これが「リバウンド」にとどまり、再度安値をきっていく動きが生じ、アベノミクス相場の終焉へとつながっていくのか?
(シナリオ2)それともアベノミクス相場と言われる長期上昇トレンドを維持し、今回の下落は短中期的な調整局面に過ぎなかったのか?
前回、ちょっと書いたときは移動中でスマホでしか価格(引け値のみしか)確認できていなかったんで、ちゃんとチャートみて計算すると。
10月1日の高値24448.07円→10月26日の安値20971.93円までの下落が第1波もしくはA波。
その後の戻りの11月8日22583.43円までが第2波もしくはB波。
そしてそこからの今回の下落が第3波もしくはC波(安値18948.58円)。
高値24448.07円からの下落が調整波動のA波だとすれば、そのA波の値幅から算出されるC波(今回の下落)のターゲットは19107.29円(引け値のみの計算だともう少し上だった)。
今回はそのターゲットをほぼ達成し、若干オーバーシュートした形になる。
もし第3波動だったとすれば、最大で16959.04円ぐらいまでの計算値がターゲットとしては出てくる(想像したくもないけれど)。
C波だとしても、ちょっと下落が急すぎる気もするが、年末特有の参加者が少ない中での相場の不安定さや流動性の問題などから生じたオーバーシュートとみることもできるだろう。
今回の下落がA-B-Cの3波動形成の調整波で終わるのか、1-2-3-4-5の5波動形成の衝撃波になっていくのかが、長期トレンドの中で、どちらのシナリオが実現していくかの非常に重要なポイントになる。
その価格上の重要なポイントはネックラインとなる「20971.93円」。
この戻りで、その価格をクリアできれば、今回の下落はシナリオ2の調整波にとどまるという可能性が一気に高まってくる。
まぁもしこの下落が調整波で終わったとしても、その過程で再起不能になる事態になってしまったのであれば、やはりリスク管理やロスカットの在り方に大きな問題があると言わなければならないんだけれど。
相場は思ったようになんて動きはしない。
相場に救われるトレードではなく。
リターンばかり見て、リスクから目を背けるトレードではなく。
リスクを直視しながら、最善を尽くすこと。
そこがしっかり出来ていれば、相場は長く楽しめるし、こんなに面白い世界はないとすら個人的には思うんだけど。