【雑感】様々な想い
【ブログより】
週末。
独りで暮らしていると結構困る。
今日は少しゆっくりしようかと、朝はPokemonGo&ウォーキング&ショッピングがてらBugis周辺をウロウロw
ディーリング部長という職を離れるにあたって、色んなことを考えたし、色んな思いがあった。
ちょっとそのうちの一つを書いてみようと思う。
ディーラーという仕事。
勝負の世界で勝ち続けないといけないという厳しい仕事だ。
自分も新卒入社以降、ほぼ一貫してその仕事をやり続けてきた。
何度も苦しい思いもしたし、もうダメかもしれないと思ったこともある。
常に不安だったし、怖かった。
だから必死だった。
怖さと向き合う勇気を持つために、足りない自分を認め、常に自分に厳しく、マーケットと向き合い、知る努力を怠らないこと。
勝ちに傲らず、負けから学び、少しでも強くなるしかないと思ってやってきた。
結果が出せなければ未来は開けないし、閉ざされてしまう。
ひと昔前と違って、他社に拾ってもらえる可能性も少ない。
本当に厳しい世界だと思う。
それは専業投資家や、ファンドマネージャーも同じだろう。
そして自分はマネジメントの立場に立つことになった。
そして厳しい決断をいくつものしなければならなくなった。
部下に異動や契約解除を言い渡す。
「お前はもうウチではディーラーをやらせるわけにはいかない。」
その現実を伝えなければならない。
これは何度経験しても胸が苦しい。
毎回すごく悩むし、考える。
でも誰かが決断をしなければいけないし、誰かが伝えなければならない。
その仕事は長である自分が担うべき責任。
本人の前ではないけれど、何回か泣いてしまってこともある。
「もっとこうしてやればよかった。」
「もっと何かしてやれなかったか。」
でも一番悔しいのは本人だから。
全部飲み込んで、ただ伝えるしかない。
組織である以上、個人的な感情や繋がりを優先するわけにはいかない。
公平で在るよう努めなければならない。
会社から、経営から預けられた資金を託している以上、それに対して最善を尽くす責任もある。
人によっては冷たく感じたかもしれない。
それもしかたのないこと。
それらを全部背負ってやっていくしかないのが、その立場にいる者の宿命だから。
全員がうまくいくことを願ってる。
一人一人が幸せであること、夢を叶えていくことが、組織にとっての幸福にもつながると信じていた。
でも情だけで動けば、組織は規律を失い、収益性が悪化し、弱体化し、いつか消えることになってしまう。
本当に厳しい世界だと思う。
幸せになりたければ、勝ち続けるしかないのだから。
それはこれからの自分達の挑戦も同じ。
前を向いて、後輩達を信じ、彼らの能力を最大限発揮できるように自分は取り組むことしか出来ない。
ディーリング部長を離れたけれど、道が分かれた人達の記録は全て大切に取ってある。
彼らが感じたであろう痛み。
自分自身が感じた痛み。
それを忘れちゃいけないと思うから。
そしてその痛みを感じられないようになったら、自分は人の上に立つべきではないとも思ってる。
人に上に立つ…それは人の人生や未来に大きな影響力と責任を負うということだ。
みんなの為に働き、どうすればその未来を切り開いていけるかを必死に考え、自ら背負っていく覚悟。
道が分かれてしまった人達。
今も共に歩いている人達。
彼ら一人ひとりの未来が明るいものでありますように。
週末。
独りで暮らしていると結構困る。
今日は少しゆっくりしようかと、朝はPokemonGo&ウォーキング&ショッピングがてらBugis周辺をウロウロw
ディーリング部長という職を離れるにあたって、色んなことを考えたし、色んな思いがあった。
ちょっとそのうちの一つを書いてみようと思う。
ディーラーという仕事。
勝負の世界で勝ち続けないといけないという厳しい仕事だ。
自分も新卒入社以降、ほぼ一貫してその仕事をやり続けてきた。
何度も苦しい思いもしたし、もうダメかもしれないと思ったこともある。
常に不安だったし、怖かった。
だから必死だった。
怖さと向き合う勇気を持つために、足りない自分を認め、常に自分に厳しく、マーケットと向き合い、知る努力を怠らないこと。
勝ちに傲らず、負けから学び、少しでも強くなるしかないと思ってやってきた。
結果が出せなければ未来は開けないし、閉ざされてしまう。
ひと昔前と違って、他社に拾ってもらえる可能性も少ない。
本当に厳しい世界だと思う。
それは専業投資家や、ファンドマネージャーも同じだろう。
そして自分はマネジメントの立場に立つことになった。
そして厳しい決断をいくつものしなければならなくなった。
部下に異動や契約解除を言い渡す。
「お前はもうウチではディーラーをやらせるわけにはいかない。」
その現実を伝えなければならない。
これは何度経験しても胸が苦しい。
毎回すごく悩むし、考える。
でも誰かが決断をしなければいけないし、誰かが伝えなければならない。
その仕事は長である自分が担うべき責任。
本人の前ではないけれど、何回か泣いてしまってこともある。
「もっとこうしてやればよかった。」
「もっと何かしてやれなかったか。」
でも一番悔しいのは本人だから。
全部飲み込んで、ただ伝えるしかない。
組織である以上、個人的な感情や繋がりを優先するわけにはいかない。
公平で在るよう努めなければならない。
会社から、経営から預けられた資金を託している以上、それに対して最善を尽くす責任もある。
人によっては冷たく感じたかもしれない。
それもしかたのないこと。
それらを全部背負ってやっていくしかないのが、その立場にいる者の宿命だから。
全員がうまくいくことを願ってる。
一人一人が幸せであること、夢を叶えていくことが、組織にとっての幸福にもつながると信じていた。
でも情だけで動けば、組織は規律を失い、収益性が悪化し、弱体化し、いつか消えることになってしまう。
本当に厳しい世界だと思う。
幸せになりたければ、勝ち続けるしかないのだから。
それはこれからの自分達の挑戦も同じ。
前を向いて、後輩達を信じ、彼らの能力を最大限発揮できるように自分は取り組むことしか出来ない。
ディーリング部長を離れたけれど、道が分かれた人達の記録は全て大切に取ってある。
彼らが感じたであろう痛み。
自分自身が感じた痛み。
それを忘れちゃいけないと思うから。
そしてその痛みを感じられないようになったら、自分は人の上に立つべきではないとも思ってる。
人に上に立つ…それは人の人生や未来に大きな影響力と責任を負うということだ。
みんなの為に働き、どうすればその未来を切り開いていけるかを必死に考え、自ら背負っていく覚悟。
道が分かれてしまった人達。
今も共に歩いている人達。
彼ら一人ひとりの未来が明るいものでありますように。