【ビジネス】挨拶周り
明日に退任を控えて、後任のご紹介と合わせて、お世話になった方々への挨拶周り。
取引所、ブローカー、ベンダーの方々。
そして社内の皆さん。
ディーラーとしての退職と違って、本当にお世話になった方が沢山いることを改めて実感する。
執行役員ディーリング部長という立場。
一人では何もできやしない。
様々な人や会社のサポートがなければ何もできなかった。
多くの人に支えられてきたからこそ、色んな取り組みを実現できた。
それを改めて実感しました。
2011年3月15日。
入社したのは、東日本大震災後の放射能ショック当日だった。
忘れられない一日。
そして外様の自分がずいぶんと色々とやらせてもらい、気がつけば今の立場で仕事をしていた。
プレイング・マネージャーという中途半端な状態から、マネジメントへ。
自分にとっても大きな転換点だった。
いいプレーヤーがいい監督になれるわけではない。
でもプレーヤーの気持ちが分かるからこそできることがあるはず。
そう思いながら必死に考えて、色んな取り組みを進めていった。
色んな人に力を借りながら。
自分なりには納得できる仕事は出来たと思う。
そしてそれをやらせてくれた経営に感謝しているし、ついてきてくれたみんなにも感謝している。
12月からは、新しくシンガポールに設立した関連会社に移ることになる。
『絶滅危惧種』と言われた証券ディーラーという存在。
その在り方を変えることや、戦える選択肢を増やし、挑戦できる場所を作っていくという取り組みは、自分がやれることはやれたと思う。
あとは後任に委ねて、自分はまた次の挑戦をしていく。
ディーラーの未来(さき)の選択肢をさらに広げていく。
夢を見て、そしてみんながそれを実現できることを信じられるように、次のステージをみんなで作っていく。
7年8ヶ月と15日。
本当にありがとうございました。