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【ビジネス】海外転属時のメモ①

今日は在留証明書が必要になったので、仕事の合間に日本大使館にいってきました。
パスポートの更新手続き以来。

今後、後輩の誰かがこっちに来た時のことや、備忘録兼ねて、その辺の手続きや状況のメモ。

在留届はオンラインでも出来る。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

色々とあるといけないので、ちゃんと出しておいた方がいいし、在留届が出ていないと在留証明書は発行してもらえない。

シンガポールの場合、パスポートの有効期限が半年きっていると使えなくなる。
そのため更新は早めにやっておいた方がいい。

日本でパスポートの更新手続きやるよりも、海外(少なくともシンガポール)の方が手続きはスムーズな気がする。
全然混んでないし、写真や必要書類揃えてお金と合わせて申請すると数日で新しいパスポートが出来上がる。
かなり簡単になってる。

でもシンガポールの管理はさらにオンライン化が進んでて、かなりのことがネット上で出来てしまうし、必要書類もデジタル化されたものでいけたりもする。

シンガポールで働こうと思うと、まずはEP(就労ビザ)の申請手続きをしなきゃいけない。
これは雇用する会社側で手続きをし、その会社で働くことを前提に発行される。
いくつかのクラスがあるけれど、金融クラスタだとかなりハードルは高い。
月収、学歴などが問われる。
月収は見込み額(少なくともそれを実態が下回らないように)を申請し、月収で8000SGDぐらいはないと厳しいかもしれない。
学歴も問われる。最終学歴のところから英文の卒業証明書を取り寄せて申請書類に合わせて提出する。
結構大手さんでも短大とかでOKが出なかったなんて場合もあったと聞いている。
基本的には、そのEPを申請する企業がシンガポールでビジネスを積極的に行い、シンガポール人の雇用に貢献しているかどうか、またシンガポール人の登用・昇進もしっかりやってるかどうかとかもチェックされる。

EPの承認が取れてはじめてその会社で働くためにシンガポールで暮らすことができる。
通常の観光では30日が上限なので、EPなしではそこまでしか滞在はできない。

EP取得していれば、空港でimmigration通る時も自動化ゲートで簡単に入れるし、出る時もそう。
これ結構便利。
パスポート更新した後は、EPの登録内容の変更手続きをやらなきゃいけないんだけど、これはオンラインで簡単にできる。
それさえしておけばデータベースに反映されて、そのまま利用可能。

電気・ガス・水道は一括して「SP Service」というところで契約手続きをして使用する。
これもオンラインでほとんど出来るし、携帯アプリすらある。

銀行はEPとパスポート持って口座開設手続き。
ちょいと窓口で時間はかかるけど、開けてしまえばかなり便利。
オンラインでほとんどのことが完結する。

振り込み、両替、海外送金(送金先の登録が必要)…。
Debitカードが普及していて、どこにいくのもキャッシュカード持っていればそれがそのまま会計に使える。
Nets…カードを指してオンラインで会計
Pay Wave…カードをかざしてオンラインで会計
で、ほぼ全てのカードがApplePayやGooglePayに対応しているから、スマホで登録さえしていれば、財布を持ち歩く必要がほとんどない。
こっちで暮らすようになってから、現金を持ち歩くことがあまりなくなった。

そうそう、「すっげー便利!」って思ったのが、PayLah!かな。
ご飯とか誰かと一緒にいって払ってもらったとき、割り勘とかしなきゃいけない場合に、このアプリ使うと電話番号とかでその人に送金できちゃう。
受け取った人は先々PayLah!で他の誰かに払うためにプールしておいてもいいし、銀行口座に振り替えたりもできる。
なんでもオンライン化、データ化が進んでいる。

SG.jpg 


地下鉄(こっちではMRTと呼ぶ)やバスは共通してezlinkという機能をもったカードにデポジットして使える。Suicaのようなもの。

TaxiはGrabかComfort、Uberといったスマホアプリで登録さえしておけば全て完結する。ピックアップの場所、行き先を入力して検索すれば、まず問題なく行きたいところへ行けるし、カード登録ができていれば会計もネット決済なので現金もいらない。事前に費用も分かるのでボッタクリもないし、とても便利♪

日本人がシンガポールで暮らしてみて困るのは、やはり医療費と学費だろう。
決定的に違う。
まず当たり前だけど健康保険が使えない。
なので一般的なのは、雇用する会社がサポートして民間の保険会社に加入するんだけど、これもまた色々と制約がある。
歯医者をカバーしていない保険が多いし、日本人医師のいる病院に最初からいったりすると保険適用を受けられない場合とかもある。
しかも自由診療なので、同じ治療を受けても病院によって費用が異なる場合がある。
知り合いが骨折したときは70万円ほどかかったらしい。
また自由診療のせいか、売り上げあげたいのか、熱が出たからと病院で診てもらうと、その後も病院から積極的に電話かけてきて「熱が下がってもちゃんと見せにきなさい。」などと営業攻勢もあるらしい…。
自分はそもそも病院があまり好きではないので、ちょっと具合悪いぐらいではまず行かないからよく分からないけど、後輩・部下たちをシンガポール支店作って送り出すにあたって、ずいぶんと現地の医療制度は調べた。

学費も大変。
教育水準は国際的にはトップクラスといっていい。
でもローカルスクールは、シンガポール人とPR(永住権)優先なので、駐在だったり、EPで働いている人はなかなか入れない。
そうなると日本人学校か、インターナショナル・スクールという選択になるんだけど、これがまた高い。
日本人学校でも年間100万円台の後半、インターナショナル・スクールになると400万近いのかな。
日本人学校に子供を入れるためには、日本人会への所属が基本的には前提条件となる。
会社がちゃんと日本人会に加入してくれてればいいんだけど、もし入っていないと個人で入るには結構な負担が発生する。

お子さんが多かったりすると、病気や怪我の心配もあるし、学費もシャレにならないことになる。
会社が全部サポートしてくれればいいんだけど、それはそれで会社にとってもかなりの負担になるしね。

あとやっぱり高いのは家賃かな。
HDBという公団住宅的なものはあるんだけど、これもまたローカルとかPRが優先で、駐在員とかEPで来ている人はなかなか入れない。
そうなるとコンドミニアムになってくる。
1Bed Roomでも20万~30万ぐらいは簡単にいってしまう。
プールやジム、BBQスペースなんかは大体ついてるんで住み心地はいいけれど。
なかにはかなり立地の悪いとことか、ルームシェア的な形でしのいでいる場合もあるようだけれど。

とても綺麗な国(あ、そういえばガムは厳禁)。
治安もいい。そういう面では暮らしやすいし、日本関連のお店も結構ある。
雨はしょっちゅう降るけど、一日中降り続けることはないし、台風も地震もない。ヘイズがちょっと嫌なぐらいかな。
四季はなく、年中温度はほぼ一定。

ただ物価は高いし、家賃も高い。
医療費、学費のことも心配。
税金はかなり安いけれど、その効果を実感できる年収になっていないと結構暮らしは大変。
シンガポールはそんなところですw

また備忘録ついでに思いついたことがあれば書いてみます。





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プロフィール

tetsu219

Author:tetsu219
元証券ディーラーです。
二十数年ディーラーやって、シンガポールにも一時期行ってヘッジファンドを立ち上げてみたりと色々やってきて、とある証券会社でディーリング部長になり、今はシンガポールでヘッジファンドの設立・経営をやっています。

基本仕事ネタです。
更新は気が向いたときだけ(^^;
でもこのブログを通じて運用を志す若い世代の人たちに何か伝えられること、その一助になればと思っています。

初期は限定記事にしていましたが、今は開き直って全部公開にしてますのでお気軽に(笑)

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