【出版】御礼
おはようございます。
昨日はタイムラインで自分の本の写真をアップしてくれているのをいくつも見かけました。
コラムや、ブログなどを通じて発信してきたものはあっても、こうして書籍という形で出るのはまた違うものですね。
「ディーラーを志す若い世代の教本となるようなものに」…という主旨にどこまで沿えたかは分かりませんが、多分地味な内容だったと思います(笑)
過去の実績がどうであろうと、所詮は過去のディーラーに過ぎない自分には現在のマーケットに通じる必勝法とか、そんなものは語れないですし、派手な文句で語ることも出来ない。「伝説の…」とか絶対やめてくださいよ、とこちらからお願いするぐらいでしたから(笑)
正直、そんな地味な本がどの程度売れるのかもちょっと心配でした。出版社さんから提案いただいた「百戦錬磨の…」は、まぁそれぐらいは手にとってもらうためにはしゃあないのかなと(^^;
担当の方にやってよかったと思えるぐらいには売れて欲しいとは思っていたので。
でも自分としては勝負の世界で勝ち続ける為には、表面的な派手さや安易な必勝法ではなく、その裏にある本質を見て欲しかった。地道な努力、自分と向き合う厳しさ、苦しさ。
「教本」という主題をいただいたので、自分なりに意識していたことを書きはしましたが、それはあくまで自分というフィルターを通じて見たもの感じたものです。それは絶対的なものではありません。相場に絶対はありませんから(笑)
ただそれなりに20数年戦い抜いてきたディーラーの一人ではあるので、誰かにとっての何かの気づきに繋がってくれたら幸いです。
ディーラーというのは、ついつい派手なところにばかり注目されがちな仕事ですからね(^^;
そこばっかり見て、足元のことが疎かになり、ダメになっていく若いディーラー達も沢山見てきました。
誰かが一つでもいいから何かを受け取ってくれたら十分に報われます。
それはブログを書いていたときの気持ちと同じ。
買って読んでくれた方々に、そしてこういう機会をくださった方々に改めて感謝です。
読んでいただいてありがとうございました。