【マーケット】祝!NYダウ2万ドル突破!
NYダウが2万ドルを突破してきましたね(^.^)
一方で、トランプリスクがトランプラリーになり、いよいよトランプ大統領が就任となってからは少しばかり現実が見え始めてきた気もします。
『アメリカ第一』を掲げるトランプ大統領。
米国株が上昇するのはまぁ当然といえば当然なのかもしれません。
あんまり極端なやり方するとかえって米国企業の競争力を削ぎかねない気もしないでもないですけど…(^_^;)
今のところはとにかく米国を良くするということを主眼に置いていますから株価が上がるのもまぁ頷けます。
一方で、なんでもかんでも基本的には米国追従の日本。
トランプラリーもここまではイケイケドンドン。
一度逆にふるい落とし入れた分、カウンターが決まった反動も大きかったですしね(笑)
ただここにきてちょっと様子が…。
上がりはするんだけど、どこか上値も重い感じも。
日本企業にとってトランプ大統領が決してプラスではないということにようやく市場も気づき始めた…?
というよりは、当初の相場の転換が極端過ぎて、大きな資金を動かすところはとりあえずポートフォリオを立て直すのに追われていた感もあります。
その修正が一巡し、ここからはその後を見通しての運用がようやく冷静にできる状況になってきたってとこなのかもしれません。
「理想買い」の局面から「現実買い」の局面へ。
日本市場も連れ高はするでしょうが、ここからの上昇はそんなに容易ではなくなるのかもしれませんね。
ちなみにこのチャートはトランプ大統領勝利の直前からのNYダウと日経平均株価を比較したもの。トランプラリーの間はNYダウ以上に上昇し、迫る場面もあったものの、直近高値をつけて以降はおいていかれがちになっている日経平均株価がみてとれます。下段が価格差。

そしてもっと気になるのが次のチャート。
同じものを日経平均株価をドルベースにして、比較しやすいように100をかけたものです。
ドルベースでみたときの日経平均株価の上昇って…うーん…。
外国人投資家からみた日本株のパフォーマンスは全然ダメですね。
もしかするとそれが現実なのかもしれません。
この上昇の間に103円→117円まで一気に円安が進んだドル円相場。
見方を変えると為替の変動がここまでの株価上昇の要因としては非常に大きかった。
米国株が上昇すれば日本株にも上昇バイアスはかかるでしょうが、為替が同じようにいくかどうか?
今後のマーケットを見極めていくうえで、為替の動きにはしっかりと着目しておいた方がよさそうですね。
今後のマーケットを見極めていくうえで、為替の動きにはしっかりと着目しておいた方がよさそうですね。