【ビジネス】MarketForum⑥
2008年。
リーマンショック。
最も暴落した日の開催となったマーケットフォーラム。
理事の持ち出しになったこともあったし、NPOになった以上、業界振興の為の活動もやっていきたかった。
そのため翌年から協賛の費用を引き上げさせてもらった。
また不安…。
その引き上げで支援してくれる企業が激減するんじゃないか…。
でも杞憂に終わった。
本当に沢山の人達の支援があったからMarketForumは発展してこれたのだと思う。
一方で、風評被害もあった。根拠のない明らかな嘘で噂を流されたりもした。またいくつかの会社がディーラーに参加するなと規制する会社もあった。他社の話を聞いて人材流出につながることを恐れたのだろう。
とても残念だ。
閉鎖的な環境に閉じ込めて、外の世界を知らないようにして閉じ込めたところで意味があるんだろうか?と思う。
それぐらいなら他社のヤツの話を聞いてこい。いいとこあったらウチでもやってやるぐらいの気概をマネジメントが持つべきじゃないのか?と思う。
またこんなこと書くと嫌われるんだろうけど(笑)
自分は積極的に引き抜きなんてしたことはない。ただし本人が望むなら、どんなに批判されようが本人の意思を尊重する。
もちろんその逆であってもだ。
逆に元優秀な部下から転職したいと相談を受けたときに、他社を紹介したぐらいだ。もちろん社長にはお話したうえで。
「ウチではデリバティブでまともに勝負出来る環境がないので○○証券さんを紹介します。悔しいですが。でもそう思うなら負けないだけの環境を作るしかないです。」
そういって紹介した元部下はその会社でトッププレーヤーにまでなったはずだ。
だからこそその会社以上に戦いやすい環境を作ってやろうと必死に頑張った。
今なら「ウチに来いよ。ウチなら十分戦えるぞ」と言ってやれるだろう。
また部下が引き抜き攻勢にさらされたこともある。どこから誰にそういった動きがあったかは分かってはいだけど、それにゆらいだヤツがいても「気にすんな」と言った。
どこで戦うか。
どこなら自分の可能性を高められるか。
それは各自が自分で選べばいい。他社の方が自分の可能性を高められると思うのならいけばいい。
もちろん寂しいし残念だけど、悔しかったらウチが負けないだけの環境を作ってやるしかない。
業界自体が内向きに、閉鎖的になってしまったからこそ今の低迷がある。
もっと外の広い世界を見て、もっと上を目指せる環境を作らなければディーラーという世界は夢を追える世界にはならない。
MarketForumの活動を通じて受けたネガティブな物事は地場証券の閉鎖的な視点をすごく感じさせられるものが多かった。
自分は後輩や部下達に出来るだけ広い世界を見て聞いて知って欲しい。
そして彼らが成長し、成功することが一番大切なのだと思う。それがどの会社であったとしてもだ。
そしてMarketForumは様々な人と出会える場所となり、若い世代が視野を広げられるような場所であって欲しい。
正しいことを信念を持ってやり抜く。
誠実に奉仕の心を貫く。
そうすれば心ない人達の声は、もっとより多くの支援の声にかき消されていくだろう。
そう他の理事達とも話し合いながら運営を続けていった。
リーマンショック。
最も暴落した日の開催となったマーケットフォーラム。
理事の持ち出しになったこともあったし、NPOになった以上、業界振興の為の活動もやっていきたかった。
そのため翌年から協賛の費用を引き上げさせてもらった。
また不安…。
その引き上げで支援してくれる企業が激減するんじゃないか…。
でも杞憂に終わった。
本当に沢山の人達の支援があったからMarketForumは発展してこれたのだと思う。
一方で、風評被害もあった。根拠のない明らかな嘘で噂を流されたりもした。またいくつかの会社がディーラーに参加するなと規制する会社もあった。他社の話を聞いて人材流出につながることを恐れたのだろう。
とても残念だ。
閉鎖的な環境に閉じ込めて、外の世界を知らないようにして閉じ込めたところで意味があるんだろうか?と思う。
それぐらいなら他社のヤツの話を聞いてこい。いいとこあったらウチでもやってやるぐらいの気概をマネジメントが持つべきじゃないのか?と思う。
またこんなこと書くと嫌われるんだろうけど(笑)
自分は積極的に引き抜きなんてしたことはない。ただし本人が望むなら、どんなに批判されようが本人の意思を尊重する。
もちろんその逆であってもだ。
逆に元優秀な部下から転職したいと相談を受けたときに、他社を紹介したぐらいだ。もちろん社長にはお話したうえで。
「ウチではデリバティブでまともに勝負出来る環境がないので○○証券さんを紹介します。悔しいですが。でもそう思うなら負けないだけの環境を作るしかないです。」
そういって紹介した元部下はその会社でトッププレーヤーにまでなったはずだ。
だからこそその会社以上に戦いやすい環境を作ってやろうと必死に頑張った。
今なら「ウチに来いよ。ウチなら十分戦えるぞ」と言ってやれるだろう。
また部下が引き抜き攻勢にさらされたこともある。どこから誰にそういった動きがあったかは分かってはいだけど、それにゆらいだヤツがいても「気にすんな」と言った。
どこで戦うか。
どこなら自分の可能性を高められるか。
それは各自が自分で選べばいい。他社の方が自分の可能性を高められると思うのならいけばいい。
もちろん寂しいし残念だけど、悔しかったらウチが負けないだけの環境を作ってやるしかない。
業界自体が内向きに、閉鎖的になってしまったからこそ今の低迷がある。
もっと外の広い世界を見て、もっと上を目指せる環境を作らなければディーラーという世界は夢を追える世界にはならない。
MarketForumの活動を通じて受けたネガティブな物事は地場証券の閉鎖的な視点をすごく感じさせられるものが多かった。
自分は後輩や部下達に出来るだけ広い世界を見て聞いて知って欲しい。
そして彼らが成長し、成功することが一番大切なのだと思う。それがどの会社であったとしてもだ。
そしてMarketForumは様々な人と出会える場所となり、若い世代が視野を広げられるような場所であって欲しい。
正しいことを信念を持ってやり抜く。
誠実に奉仕の心を貫く。
そうすれば心ない人達の声は、もっとより多くの支援の声にかき消されていくだろう。
そう他の理事達とも話し合いながら運営を続けていった。