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【トレード】相場の怖さ

相場って怖いところ。

舐めてかかるとあっという間に殺される。
そんな中で日々戦わなければならないディーラーにとって、ここは『戦場』だ。
どこから敵の弾が飛んでくるか(自分の相場見通しの逆にいくリスク)分からない。
油断してれば簡単に撃たれる。

相場の怖さを知ること。
これが最初の一歩だろう。
そのうえで怖いから懸命に知り学ぶ努力をする。

誰かの相場感やコメントを見て『そうなんだ』と鵜呑みにしているようじゃ話にならない。

全てのことを知ろうとする努力。
起きている事象や値動きの背景を知ろうとする努力。
様々なものの仕組みを理解する努力。
誰かの言葉の受け売りではなく、自分の目で見たことから自分の考えで判断する。

だって記者やコメンテーター、ブロガーがどんなに優れていたって間違える時はある。そして彼らはそのヤラレに対して何の責任も負ってはくれないのだから。
新聞やニュース、ブログやツイートを見るうえで必要な情報と無視していい情報を見極めること。

この『戦場』では勝つのも負けるのも全て自己責任だ。
負けたのは全て自分のせい。
自分の何が足りなかったのか、それをとことん突き詰める姿勢がなければ長年勝ち続けることなんて出来はしない。

怖さに怯えて縮こまってしまうことも間違い。
怖さに目を瞑って度胸や根性という言葉だけで努力も裏付けもなく飛び込んでいくのも間違い。

怖さを知る。
そしてその怖さと向き合うために努力をする。
しっかりとした裏付けがあれば、それが自分を支える勇気になる。

ニュースや情報、状況などの外的要因に対する分析。
的確に事実を把握し、それを客観的に分析する力。誰かの言葉を鵜呑みにしている時点で話にならない(参考にするのはありだが、参考にしていい人かどうかを見極めることも自分の判断力による)。

自分の精神状態やポジション状況、損益状況などの内的要因に対する分析。どんなに熱くなっても頭は常に冷静でいなければならない。自分自身をコントロール出来なければ相場の値動きの中で自分を見失うだけだ。期待であったり、不安であったり、傲慢であったり、怠慢であったり、恐怖であったり、絶望であったり…自分の中に沸き起こる感情を客観的に見極めて向き合うことが出来なければならない。

当たり前のことだけれど、リターンを取りにいくにはリスクを取らなければならない。
そのリスクとどう向き合うかが大切なんだ。

ヤラレてもいい。
それを勉強代として、糧として学ぶことが出来ればそれでいい。
でもヤラレたからには理由がある。
その答えは全て自分の中にある。
見るべきものが見えていなかったのかもしれない。ニュースや外的要因に対しての分析も足りなかったろう。
そしてリスクに対して鈍感過ぎたのかもしれない。自分の相場感が外れた時にどういうことになるのか?そんなちょっとした想像力が足りなかったのかもしれない。

でも『相場の怖さ』を知ることは出来ただろう。
これを第一歩に出来るかどうかだ。
俺もルーキーの時に先物一枚オーバーナイトロングして50万(500円口やられたことがある)。あの怖さはきっと一生忘れない。

何年後かに振り返った時、あの時の自分のトレードは甘かったと思い出せるようになっていてくれればそれでいいのだから。

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プロフィール

tetsu219

Author:tetsu219
元証券ディーラーです。
二十数年ディーラーやって、シンガポールにも一時期行ってヘッジファンドを立ち上げてみたりと色々やってきて、とある証券会社でディーリング部長になり、今はシンガポールでヘッジファンドの設立・経営をやっています。

基本仕事ネタです。
更新は気が向いたときだけ(^^;
でもこのブログを通じて運用を志す若い世代の人たちに何か伝えられること、その一助になればと思っています。

初期は限定記事にしていましたが、今は開き直って全部公開にしてますのでお気軽に(笑)

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