【ビジネス】HFT大手の方とのミーティング
今日はHFT大手のアジア責任者の方とミーティングをセッティングしていただき、意見交換をさせていただきました。
自分なりに勉強しているつもりではあっても、こうして直接話をして意見を交わせる機会というのはとても貴重でした。
「ビジネスに不向きな日本」という言葉に
『そうなんだよなぁ』と同感しつつ
日本を変えていかなければいけないと改めて思いました。
あれやっちゃダメ、これやっちゃダメ、税金も高ければ、規制も厳しい。
規制に至っては法律で明文化されていないことでも実務レベルでは色々と突っ込まれる。
ここ数年ぶつかってきた課題。
「在宅ディーリング」
金融庁の(銀行向け)検査マニュアルには「リスクを抑制して行うべき」という一文がある。
本来ならば禁止ではないはず。
でも監督官庁や取引所の監督部門の方と話すと必ず言われるのが「目視での監視」。
「目視での監視」をコンプライアンス遵守の必要十分条件と考え、法律で示されているのならばともかく、お題目のように突っ込まれる。
そして日系証券のほとんど全てが「目視での監視は必要」と考えて在宅を禁止し続けている。
実際の現場では同じフロアにいるからといって「どのキーボードたたいているか」なんて見ていられない。
結局のところ、管理端末で発注・訂正・約定・取消、ポジション状況、損益状況をモニタリングしながら管理しているのがどこの会社でも実情だろう。
外資系証券では「authorized trader」という仕組みがあり、認可を与えられたトレーダーは外出先からでも取引可能だった。
日系証券だけがダメと思い込み、会社からのみの取引をしている。
結果、24時間化、グローバル化に適応できている会社は知っている限り一社のみだ。
正社員ディーラーのみでやっているからこそ実現できている交代制。
契約ディーラーが中心の会社ではあまりにも非現実的な選択。
今はDMAも普及し、在宅であっても取引状況はしっかりとモニタリングできる。
そんな(明文化すらされていない幻のような)規制と向き合って数年。
自分がシンガポールにいたときは当たり前のように外出先や自宅からも取引していた。
大手HFTや運用会社の多くがアジアでの拠点をシンガポールや香港においている。
その言葉が胸に残ったミーティングでした…(^_^;)
その他、色々なことを話し合えたけれど、その辺はまた改めて…。
自分なりに勉強しているつもりではあっても、こうして直接話をして意見を交わせる機会というのはとても貴重でした。
「ビジネスに不向きな日本」という言葉に
『そうなんだよなぁ』と同感しつつ
日本を変えていかなければいけないと改めて思いました。
あれやっちゃダメ、これやっちゃダメ、税金も高ければ、規制も厳しい。
規制に至っては法律で明文化されていないことでも実務レベルでは色々と突っ込まれる。
ここ数年ぶつかってきた課題。
「在宅ディーリング」
金融庁の(銀行向け)検査マニュアルには「リスクを抑制して行うべき」という一文がある。
本来ならば禁止ではないはず。
でも監督官庁や取引所の監督部門の方と話すと必ず言われるのが「目視での監視」。
「目視での監視」をコンプライアンス遵守の必要十分条件と考え、法律で示されているのならばともかく、お題目のように突っ込まれる。
そして日系証券のほとんど全てが「目視での監視は必要」と考えて在宅を禁止し続けている。
実際の現場では同じフロアにいるからといって「どのキーボードたたいているか」なんて見ていられない。
結局のところ、管理端末で発注・訂正・約定・取消、ポジション状況、損益状況をモニタリングしながら管理しているのがどこの会社でも実情だろう。
外資系証券では「authorized trader」という仕組みがあり、認可を与えられたトレーダーは外出先からでも取引可能だった。
日系証券だけがダメと思い込み、会社からのみの取引をしている。
結果、24時間化、グローバル化に適応できている会社は知っている限り一社のみだ。
正社員ディーラーのみでやっているからこそ実現できている交代制。
契約ディーラーが中心の会社ではあまりにも非現実的な選択。
今はDMAも普及し、在宅であっても取引状況はしっかりとモニタリングできる。
そんな(明文化すらされていない幻のような)規制と向き合って数年。
自分がシンガポールにいたときは当たり前のように外出先や自宅からも取引していた。
大手HFTや運用会社の多くがアジアでの拠点をシンガポールや香港においている。
その言葉が胸に残ったミーティングでした…(^_^;)
その他、色々なことを話し合えたけれど、その辺はまた改めて…。