【ビジネス】オプションの売りは危ない?
これまで確かにオプションで吹っ飛ばしたという話はいくつもある。
ベアリングスのニックリーソンも先物ばかりが目立っていたけどオプションの売りを守るために先物で買い支えにいったという流れがあった。
その後の勧角証券とか(1990年代ほとんどの権利行使価格で売り筆頭であり続けた)、盆栽名人とか、AIJとか、震災時の個人投資家・ひまわり証券をはじめとしたネット証券とか…。
そして「オプション(の売り)は危ない」という間違った常識が市場に蔓延した。
そうではない。
本来ならば相場観(ストラテジー)を合理的に反映したポジションを作り出せるオプションはとても魅力的かつ有効な商品だ。
相場が上がってもいい、下がってもいい、動かなくてもいい。
それぞれに合わせた稼ぎ方が出来るのだから。
相場観さえ合っていれば動かない相場ですら儲けられる。
ただその使用方法はちょっとややこしい。
商品自体が危ないのではなく、取扱説明書をちゃんと読まなかったり、理解せずに扱うのが危ないのだ。
証券会社自体がオプションは危ないと思い込み、売りを禁止したり著しく制限している。これではオプション市場は育たない。
オプションの魅力とリスクを適切に理解することが大切。
ちゃんと分かっている人はいるんだけど、なぜかメディアに取り上げられたり表に出てくる人は決してプロフェッショナルとはいえない人が多い。
その人たちが「ガンマ・リスク」をどれだけ理解し、ポジションをどう動かせばそのリスクをある程度コントロールできるのかを伝えられるとはとても思えない。
「いくらまではいかないだろう」
そんな安易な発想でディープアウトを大量に売るのが最も危険。
いってしまったときにポジション・ヘッジが出来なくなり、巨額の評価損で身動きが取れなくなる。
「いくかもしれない」
という姿勢。いざそうなったときにどう行動すればポジションをコントロールしきれるのか?損失を最小限にとどめることができるのか?そういったことを常に考えていなければいけない。そうであるためにはディープアウトの安すぎるプレミアムのオプションを大量に売るという行為は選択肢としては甚だ疑問だ。
教習所でも習ったと思うけど
「だろう運転はダメ、かもしれない運転をこころがけなさい」
なんだと思う。
そして
「そして合理的かつ有用な商品だけど少しばかり難しい商品をやる際にはしっかりと取扱説明書を読み理解をしなさい」
ただそれだけのこと。
オプション(の売り)=危ない
という先入観や間違った思い込みはなくしていきたいものだ。
たまたまオプションの案件に取り組んでいたタイミングでこんなブログが上がっていたので(^_^;)
http://ameblo.jp/ilinkinvestment/entry-11849751137.html
ベアリングスのニックリーソンも先物ばかりが目立っていたけどオプションの売りを守るために先物で買い支えにいったという流れがあった。
その後の勧角証券とか(1990年代ほとんどの権利行使価格で売り筆頭であり続けた)、盆栽名人とか、AIJとか、震災時の個人投資家・ひまわり証券をはじめとしたネット証券とか…。
そして「オプション(の売り)は危ない」という間違った常識が市場に蔓延した。
そうではない。
本来ならば相場観(ストラテジー)を合理的に反映したポジションを作り出せるオプションはとても魅力的かつ有効な商品だ。
相場が上がってもいい、下がってもいい、動かなくてもいい。
それぞれに合わせた稼ぎ方が出来るのだから。
相場観さえ合っていれば動かない相場ですら儲けられる。
ただその使用方法はちょっとややこしい。
商品自体が危ないのではなく、取扱説明書をちゃんと読まなかったり、理解せずに扱うのが危ないのだ。
証券会社自体がオプションは危ないと思い込み、売りを禁止したり著しく制限している。これではオプション市場は育たない。
オプションの魅力とリスクを適切に理解することが大切。
ちゃんと分かっている人はいるんだけど、なぜかメディアに取り上げられたり表に出てくる人は決してプロフェッショナルとはいえない人が多い。
その人たちが「ガンマ・リスク」をどれだけ理解し、ポジションをどう動かせばそのリスクをある程度コントロールできるのかを伝えられるとはとても思えない。
「いくらまではいかないだろう」
そんな安易な発想でディープアウトを大量に売るのが最も危険。
いってしまったときにポジション・ヘッジが出来なくなり、巨額の評価損で身動きが取れなくなる。
「いくかもしれない」
という姿勢。いざそうなったときにどう行動すればポジションをコントロールしきれるのか?損失を最小限にとどめることができるのか?そういったことを常に考えていなければいけない。そうであるためにはディープアウトの安すぎるプレミアムのオプションを大量に売るという行為は選択肢としては甚だ疑問だ。
教習所でも習ったと思うけど
「だろう運転はダメ、かもしれない運転をこころがけなさい」
なんだと思う。
そして
「そして合理的かつ有用な商品だけど少しばかり難しい商品をやる際にはしっかりと取扱説明書を読み理解をしなさい」
ただそれだけのこと。
オプション(の売り)=危ない
という先入観や間違った思い込みはなくしていきたいものだ。
たまたまオプションの案件に取り組んでいたタイミングでこんなブログが上がっていたので(^_^;)
http://ameblo.jp/ilinkinvestment/entry-11849751137.html