【相場雑感】疲れる一ヶ月
あと1日で今月も終了。
今月は本当に冴えない相場でしたね(^_^;)
方向性に欠けて、参加者も減少、トレンドもハッキリしない…そんな中で短期の乱高下。
取ったり取られたり、振り回されて疲れる一ヶ月でした。
そして来月はさらに波乱要因が盛り沢山。
9月5日 日銀金融政策決定会合
9月6日 日経平均採用銘柄入れ替え発表予想日(東証・大証統合に伴い内容によっては影響大)
9月6日 米雇用統計(金融緩和縮小判断に影響)
9月7日 2020年オリンピック開催地決定
9月9日 GDP改定値
9月13日 メジャーSQ(13日の金曜日)
9月18日 FOMC(金融緩和縮小観測)
シリア情勢がどうなるか?
米による攻撃が実行された場合にイラクの反応がどうなるのか?
そして中国やロシアの反応は?
短期的・限定的な攻撃にとどまり、すぐに沈静化すればいいですが、混迷していくようだと相場にも大きく影響が出るでしょう。
また消費税増税についても議論が進み、その判断によっては相場に影響を与える可能性もあります。
オリンピック東京開催が決まれば、短期的にはご祝儀相場も。
何気に気になる日経平均採用銘柄の入れ替え。
大証統合に伴い、大証優良株をどうするのか?
安易に値嵩株採用・低位株除外を行えば、2000年の日経平均採用30銘柄入れ替え→日経平均株価の急落の悪夢も…。
あのとき現場で戦っていた自分からするとちと怖いです(大きなチャンスでもあるけど)。
そして目玉は米FOMC。
相場上昇の背景にある過剰流動性。
それをもたらしてきた金融緩和が縮小に向かう。
その懸念から今月も新興国市場で通貨や株の下落が起きました(新興国からの資金引き上げの動き)。 逆に金融緩和縮小が延期されれば短期的な巻き返しもありえる。
来月も中間期末を前に疲れる一ヶ月になりそうです(^_^;)