【相場雑感】今日の急落について思う
「株価は上がれば上がるほど下落リスクは高くなる」
教科書的な言葉だけど、それを忘れてしまった結果が今日の急落だ
ろう。
株価が上がれば利益が出る→リスクに対して許容度が高くなり鈍感
になっていく→それまで興味がなかったような投資家まで市場に参
加し始める。
...
結果、市場参加者の多くが下落リスクに対して鈍感になっていく。
教科書とは逆の心理状態が生まれていく。
今日の下落は起きるべくして起きた。
あれが原因、これが原因というのではなく、リスクや市場の歪みを
無視して上げ続けたゆえの反動だろう。
安易に日経平均は2万円になる、4万円になると極端な強気見通し
を挙げる人がいる。
あちこちでいくら稼いだとかいう自慢話が出回る。
メディアも煽る一方になる。
長期的な見通しの中でそういったコメントをすること自体は別に構
わないけど、一般投資家を過剰に煽るようなコメントをしきりにい
うのはあまり好きにはなれない。
派手なコメントの方が人目を引くし、メディア的にはいいのだろう
。
けれどそこにあるリスクを無視して一方的な煽りを入れるのは違う
と思う。
これで上昇相場が終わったとも思わない。
しかし、短期的にやり過ぎたことによる需給調整には少し時間を要
するだろう。
基本的には下落相場の始まりではなく、上昇相場の調整サイクルと
みておくべきだろう。
やり過ぎた反動は少なからず尾を引くだろうが…。
過剰に悲観する必要もない。
かといってリスクに鈍感になってはいけない。
一時NYダウを上回った日経平均株価。
そして急激な反動安。
もしかするとアベノミクスによる「理想買い」の局面は終わったか
もしれない。
そして一定の調整を経てここからは「現実買い」の局面へと移行し
ていくだろう。
ただしおそらくは「現実買い」の相場は「理想買い」ほど派手には
ならないだろうということ。
相場にはリスクが常につきまとう。
そんな当たり前のことを再認識させられた人も多かったことだろう
。
それは潜在的なリスクの高まりを軽視し続けた反動に過ぎない。
過度に悲観するのではなく、一度頭を冷やして相場を見直すいい機
会なのだと思う。
教科書的な言葉だけど、それを忘れてしまった結果が今日の急落だ
ろう。
株価が上がれば利益が出る→リスクに対して許容度が高くなり鈍感
になっていく→それまで興味がなかったような投資家まで市場に参
加し始める。
...
結果、市場参加者の多くが下落リスクに対して鈍感になっていく。
教科書とは逆の心理状態が生まれていく。
今日の下落は起きるべくして起きた。
あれが原因、これが原因というのではなく、リスクや市場の歪みを
無視して上げ続けたゆえの反動だろう。
安易に日経平均は2万円になる、4万円になると極端な強気見通し
を挙げる人がいる。
あちこちでいくら稼いだとかいう自慢話が出回る。
メディアも煽る一方になる。
長期的な見通しの中でそういったコメントをすること自体は別に構
わないけど、一般投資家を過剰に煽るようなコメントをしきりにい
うのはあまり好きにはなれない。
派手なコメントの方が人目を引くし、メディア的にはいいのだろう
。
けれどそこにあるリスクを無視して一方的な煽りを入れるのは違う
と思う。
これで上昇相場が終わったとも思わない。
しかし、短期的にやり過ぎたことによる需給調整には少し時間を要
するだろう。
基本的には下落相場の始まりではなく、上昇相場の調整サイクルと
みておくべきだろう。
やり過ぎた反動は少なからず尾を引くだろうが…。
過剰に悲観する必要もない。
かといってリスクに鈍感になってはいけない。
一時NYダウを上回った日経平均株価。
そして急激な反動安。
もしかするとアベノミクスによる「理想買い」の局面は終わったか
もしれない。
そして一定の調整を経てここからは「現実買い」の局面へと移行し
ていくだろう。
ただしおそらくは「現実買い」の相場は「理想買い」ほど派手には
ならないだろうということ。
相場にはリスクが常につきまとう。
そんな当たり前のことを再認識させられた人も多かったことだろう
。
それは潜在的なリスクの高まりを軽視し続けた反動に過ぎない。
過度に悲観するのではなく、一度頭を冷やして相場を見直すいい機
会なのだと思う。