【相場雑感】需給良好、でもメルケルおばさんは相変わらずで…
おはようございます。
今週から経理の若手に渡したプログラムの検証をしてもらうために、毎日夜間取引を多少なりともやるようにしています。
おかげで…眠い(-_-)zzz
なんで一晩中相場を見てるのもあるので久し振りに相場コメントなど(^^ゞ
週末、月末、四半期末(ダウントレンドだったこの四半期の締め)ということもあって、月末にかけてのリバランス需給は買い(戻し)優勢のようです。
それもあってかなり底堅い印象を受ける展開。
イーガンジョーンズの格下げやドイツの負担が最大310bnに上るとの報道もあったものの、堅調な米国指標などをきっかけに買い優勢の展開。FT紙では『ドイツのスタンスが改善し、2日間のEUサミットでの合意を望んでいる』との報道も一段高の要因となった。
しかし、独メルケル首相のユーロ共同債への否定的な発言などもあり上値は限定的。特に為替もそれほどユーロ高には振れていないこと、イタリア、スペイン国債が引き続き軟調だったことなどを考えると前述した時期的要因による株式需給の良好さを背景にしたCTAなどのショートカバーがベースにあったと推察される。
引き続き欧州への懸念はくすぶり続けており、目先は今晩からブリュッセルで開催されるEUサミットの行方に注目といったところだろうか。