【欧米市場動向】2011/11/22
上値の重い印象ながらもどこか方向感に欠ける展開となった。
材料としては
・スペインのT-Bill入札の不調
・独メルケル首相のユーロ債は危機解決の答えではなく、決定的な策はないとのネガティブな発言
・米GDPは2.0%(予想2.5%、前回2.5%)と弱い結果
などのネガティブなものが目立ったが、それでも前日のように急落することもなかった。
NYダウは▲53.6ドル安の11493.75ドル、DAX指数は▲68.61安の5537.39と続落。
一方でNYダウの年初来安値は10404.49ドル、DAXは4965.80とまだ安値までは距離がある。
すでに年初来安値圏に沈んでいる日本株の弱さが目立つ状況だ。ADRも軟調なものが目立つ。CMEは8265円で取引を終えたものの、23日(日本時間)の売買時間帯に入り8165円まで売られる状況になっている。