【欧米市場動向】2011/10/26
引け間際の急反落から若干戻して始まったイブニングセッションだが、欧州首脳
会議を控えていたため、その後はそれをめぐるヘッドラインに左右される展開と
なった。
まずはドイツ議会がEFSFレバレッジ案を承認し、サミット前にポジティブな話題
となった。さらに米国経済指標が好調だったこと?もあり(耐久財が-0.8%/+1.7%、
新築住宅は313K/5.7%)、米国株式市場は買い先行でのスタートとなった。
NYダウは一時△150ドル以上の上昇を示していたが、その後は
①スロバキア首相がギリシャに関して今日合意出来ない可能性があると示唆
②ギリシャ債損失をめぐる銀行団とEU協議行き詰まり、会議が一時中断
③ECBのシュタルク理事による「世界危機の終わりからは程遠い」との発言
などが嫌気され、一気に上昇を打ち消される展開となった。その後は小幅に戻
し、辛うじてプラス圏を維持しているものの、欧州首脳会議の結果待ちでこう着
状態になっている。またナスダック指数は軟調さが目立ち、マイナス圏での推移
となっている(26時現在)。
その他ではMFグローバルの欧州エクスポージャーを巡る話題が再燃していて、身
売りなども選択肢との報道が出ている。
その後、EU首脳会議で銀行資本増強計画で合意に達したことでユーロが切り返し、
それとともに米国株式市場も反発(欧州クローズ後)。NYダウ、S&Pは高値圏で
取引を終えている。
会議を控えていたため、その後はそれをめぐるヘッドラインに左右される展開と
なった。
まずはドイツ議会がEFSFレバレッジ案を承認し、サミット前にポジティブな話題
となった。さらに米国経済指標が好調だったこと?もあり(耐久財が-0.8%/+1.7%、
新築住宅は313K/5.7%)、米国株式市場は買い先行でのスタートとなった。
NYダウは一時△150ドル以上の上昇を示していたが、その後は
①スロバキア首相がギリシャに関して今日合意出来ない可能性があると示唆
②ギリシャ債損失をめぐる銀行団とEU協議行き詰まり、会議が一時中断
③ECBのシュタルク理事による「世界危機の終わりからは程遠い」との発言
などが嫌気され、一気に上昇を打ち消される展開となった。その後は小幅に戻
し、辛うじてプラス圏を維持しているものの、欧州首脳会議の結果待ちでこう着
状態になっている。またナスダック指数は軟調さが目立ち、マイナス圏での推移
となっている(26時現在)。
その他ではMFグローバルの欧州エクスポージャーを巡る話題が再燃していて、身
売りなども選択肢との報道が出ている。
その後、EU首脳会議で銀行資本増強計画で合意に達したことでユーロが切り返し、
それとともに米国株式市場も反発(欧州クローズ後)。NYダウ、S&Pは高値圏で
取引を終えている。