【欧米市場動向】2011/10/25
イブニングセッションは堅調なスタート。
欧州株高を好感して8800円台を回復していたが、買い一巡後はジリジリと売り
に押される展開となった。『メルケル首相がEUサミット声明ドラフトに異議』と
の報道で明日のサミットへの懸念が強まったことが背景にある。
そんな状況下、NY市場が始まってすぐに『明日のEU財務相会合がキャンセル』
との報道が出て急落。日経平均先物は8710円まで突っ込んだ。
その後、『キャンセルされるのはEUサミット前に開かれる財務相会合だけ』と
分かり、いったんは戻しかけるものの、今度は消費者信頼感指数が39.8(予想
46.0)と予想を下回り2009年3月以来の低水準となったことでと再度売られる。
「EFSFレバレッジオプションは承認される見込みだが、救済・銀行資本増強な
どの具体的な額はサミットでは発表されない」との関係者発言の報道などもあっ
た。
引け後にはアマゾンが急落(▲13.69%)。決算内容が嫌気されている。
円は対ドルで最高値を一時更新75円73銭まで突っ込んでいる。その後、日経新
聞で『明日の日銀決定会合で追加緩和決定へ』との報道をきっかけに76円台に戻
しはしたが、依然として円高トレンドを変えるには至っていない。
今晩、EUサミットの結果を受けて相場がどう動くか。神経質な展開となりそう
だ。
欧州株高を好感して8800円台を回復していたが、買い一巡後はジリジリと売り
に押される展開となった。『メルケル首相がEUサミット声明ドラフトに異議』と
の報道で明日のサミットへの懸念が強まったことが背景にある。
そんな状況下、NY市場が始まってすぐに『明日のEU財務相会合がキャンセル』
との報道が出て急落。日経平均先物は8710円まで突っ込んだ。
その後、『キャンセルされるのはEUサミット前に開かれる財務相会合だけ』と
分かり、いったんは戻しかけるものの、今度は消費者信頼感指数が39.8(予想
46.0)と予想を下回り2009年3月以来の低水準となったことでと再度売られる。
「EFSFレバレッジオプションは承認される見込みだが、救済・銀行資本増強な
どの具体的な額はサミットでは発表されない」との関係者発言の報道などもあっ
た。
引け後にはアマゾンが急落(▲13.69%)。決算内容が嫌気されている。
円は対ドルで最高値を一時更新75円73銭まで突っ込んでいる。その後、日経新
聞で『明日の日銀決定会合で追加緩和決定へ』との報道をきっかけに76円台に戻
しはしたが、依然として円高トレンドを変えるには至っていない。
今晩、EUサミットの結果を受けて相場がどう動くか。神経質な展開となりそう
だ。