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【ビジネス】日本の運用者が進むべき道とは(MarketForum第一回セミナー⑥)

かなりキツイことを書いてきましたが…(^^ゞ



自分はマーケットが大好きです。

そしてこの仕事に誇りを持ち、感謝しています。



自分は学生の頃、どちらかといえば落ちこぼれでした。

そんな自分が必死に頑張って、それなりになれたのもこの大好きなディーリングという仕事に出会えたおかげでした。



今、その仕事が急速にしぼみ、一部には絶滅危惧種と揶揄する人までいる状況に陥っています。

でも地場証券のディーリングって、実はすごく価値のある存在だと思うのです。

お金もない、実績もない、そんな若い人材が運用の世界に挑戦する最初のステップとして残すべきものだと思うのです。

実際にそれを足場にシンガポールに渡って成功している運用者もいます。



デイ・トレーダーになるにはそれなりの資金が必要。

運用会社やヘッジファンドが未経験者の採用・育成をどこまで積極的にするか…。

運用者を目指す若手たちにとっての登竜門としての存在が必要だと思うのです。

広いすそ野があってはじめて世界に通用するような本当の成功者が生まれてくる。



日本には世界有数の個人金融資産があります。

その受け皿になるような国内ヘッジファンドは非常に少ない。

それを担っていくような運用者が育つ土壌を残していかなければいけない。



人のお金を預かり、それを運用し、その信頼に応えうるプロフェッショナルな運用者を。

そのためには知識・経験・モラル…様々なものを学び、身につけていく必要がある。



海外ではアーケードと言われるものがあったり、様々な形でそういったものが存在します。

日本でもプロップハウスと呼ばれる会社があり、頑張っていらっしゃいますが、高騰する成功報酬にかなりビジネスとしては苦戦されているところが多いように思います。



今、運用ビジネスの在り方、これからを真剣に考えて変えていかなければ、日本はいつまで経ってもこの個人金融資産という日本の資源を活かすことは出来ないでしょう。



厳しいことばっかり言ってますが、自分には大切な後輩や部下、仲間がこの世界にいっぱいいます。

最近ではTwitterやブログを通じて専業ディーラーの人たちとの交流も少しずつ増えてきました。

彼らは本当によく勉強しているし、いい『眼』を持っています。



環境は厳しいですが、そんな中でも彼ら20代~30代前半にかけての若手達が将来を夢見れるようなファンドビジネスの土台をしっかりと作っていきたい。

それはファンドを取り巻くビジネスの活性化につながり、いずれは日本がアジアの金融センターとしての地位を取り戻していく…そんな未来を描きたい。

諦めず、投げ出さず、根気よく、一歩ずつ…でも少しずつでも近づけていきたい。



そう心から願っています。

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プロフィール

tetsu219

Author:tetsu219
元証券ディーラーです。
二十数年ディーラーやって、シンガポールにも一時期行ってヘッジファンドを立ち上げてみたりと色々やってきて、とある証券会社でディーリング部長になり、今はシンガポールでヘッジファンドの設立・経営をやっています。

基本仕事ネタです。
更新は気が向いたときだけ(^^;
でもこのブログを通じて運用を志す若い世代の人たちに何か伝えられること、その一助になればと思っています。

初期は限定記事にしていましたが、今は開き直って全部公開にしてますのでお気軽に(笑)

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