【相場雑感】新しい月が始める…
月末最後に大幅高。
いい感じに終われたという人も多かったようですね。
『終わりよければすべてよし』ということで(^^)
さて昨日の上昇のポイントはドイツがギリシャ債務問題について踏み込んだ姿勢をみせたこと。調整入りしてきた主因がギリシャに端を発した欧州重債務国問題ならば、この程度の戻しはあってもおかしくはないでしょう。ここ数日、朝会ではユーロの動きをみておくようにと言っていた。それが出来てれば昨日は取れていたはず。まだ出来ていないヤツの方が大そうだったけど…(^^ゞ
今日はリバウンド継続とみたいが、ちょっと難しいところ。
昨日あれだけ伸びているから、深追いするとふるい落としで食らいそう。
特に『待ち』が重要な一日になりそうだ。
欧州懸念の一歩後退を市場は織り込みにいった。
ただその問題解決については今月が山場。まだ完全に払しょくできたわけではない。
そして気になるのが米国債の動き(金利は年初来最低)。株価がこれだけ上昇しても債券は買われた。その背景にあるのが、ケースシラー住宅価格指数に出ているような不動産市況の低迷など経済指標の低迷。
QE2が終わる。
確かに下支え要因にはなったと思うが、肝心の雇用は増加していない。結果、不動産市況の低迷は続いている。日本のバブル崩壊後、不動産市況低迷は長期化した。そんなに簡単に戻るものではないだろう。2008年のリーマン・ショックまでの米国不動産バブルはある意味むちゃくちゃだったから。
そしてFRBは市場に資金をバラまき、景気を支えにいった。
一部ではQE3を期待する声も出始めている。
そのダブついた資金が商品市況の高騰を促し、新興国で生じているインフレにもつながっている。
とりあえず中国株も昨日は9日振りに反発した。
しかし、インフレ懸念から引き締め姿勢を緩めることのできない状況であり、景気減速懸念との間で難しいかじ取りを迫られるだろう。
ギリシャ問題という大きな懸念が一つ後退した(まだ解決には至っていない)。
今日は買い戻し一巡後はもみ合いのイメージかな。
週末には雇用統計も控えており、手を出しづらい。
そして来週はメジャーSQを前に、こう着感はさらに強まる可能性が高い。
今月前半は苦労するだろう。
そこをどうしのぐか?
『待ち』を徹底し、一瞬の勝負どころをしっかりと捉えられるかどうか?
自分自身のコントロールが強く求められる前半になりそうだ。
いい感じに終われたという人も多かったようですね。
『終わりよければすべてよし』ということで(^^)
さて昨日の上昇のポイントはドイツがギリシャ債務問題について踏み込んだ姿勢をみせたこと。調整入りしてきた主因がギリシャに端を発した欧州重債務国問題ならば、この程度の戻しはあってもおかしくはないでしょう。ここ数日、朝会ではユーロの動きをみておくようにと言っていた。それが出来てれば昨日は取れていたはず。まだ出来ていないヤツの方が大そうだったけど…(^^ゞ
今日はリバウンド継続とみたいが、ちょっと難しいところ。
昨日あれだけ伸びているから、深追いするとふるい落としで食らいそう。
特に『待ち』が重要な一日になりそうだ。
欧州懸念の一歩後退を市場は織り込みにいった。
ただその問題解決については今月が山場。まだ完全に払しょくできたわけではない。
そして気になるのが米国債の動き(金利は年初来最低)。株価がこれだけ上昇しても債券は買われた。その背景にあるのが、ケースシラー住宅価格指数に出ているような不動産市況の低迷など経済指標の低迷。
QE2が終わる。
確かに下支え要因にはなったと思うが、肝心の雇用は増加していない。結果、不動産市況の低迷は続いている。日本のバブル崩壊後、不動産市況低迷は長期化した。そんなに簡単に戻るものではないだろう。2008年のリーマン・ショックまでの米国不動産バブルはある意味むちゃくちゃだったから。
そしてFRBは市場に資金をバラまき、景気を支えにいった。
一部ではQE3を期待する声も出始めている。
そのダブついた資金が商品市況の高騰を促し、新興国で生じているインフレにもつながっている。
とりあえず中国株も昨日は9日振りに反発した。
しかし、インフレ懸念から引き締め姿勢を緩めることのできない状況であり、景気減速懸念との間で難しいかじ取りを迫られるだろう。
ギリシャ問題という大きな懸念が一つ後退した(まだ解決には至っていない)。
今日は買い戻し一巡後はもみ合いのイメージかな。
週末には雇用統計も控えており、手を出しづらい。
そして来週はメジャーSQを前に、こう着感はさらに強まる可能性が高い。
今月前半は苦労するだろう。
そこをどうしのぐか?
『待ち』を徹底し、一瞬の勝負どころをしっかりと捉えられるかどうか?
自分自身のコントロールが強く求められる前半になりそうだ。