【回想録】就職活動③
入社直後の研修は名古屋に全員集められた。
完全に勘違いされている…。
オレは優秀だと…(-_-;)
浪人・留年していて、俺は落ちこぼれだと、何度話しても同期たちは信じてはくれない。
そして悪夢のような研修がはじまる。
電話の取り方から、名刺交換の仕方など、社会人としての基本を学ぶ。
そして証券業務を行うために必要な外務員二種試験の勉強。
本番前に実施された模擬テスト(抜き打ち)。
順位を公表するという…(-_-;)
そして周囲も、挙句の果てに人事の方も
『まぁ、一位は決まってるけどねぇ。』
とからかいだか、やっかみだか、冗談だか、よく分からない振りをしてくる(>_<)
この勘違いされまくりの状態…。
小学生の頃、好きだった野球マンガ『キャプテン』を思い出していた。
超名門校から、ダメダメ野球部に転校してきた谷口君。
名門校出身というだけですげぇヤツと勝手に誤解されてしまう。
二軍のしかも補欠だったのに…。
そこから彼が努力で色々と乗り越えていく。
『明日のジョー』の作者のちばてつやの弟ちばあきおさんが書いた少年野球マンガ。
小学生の頃、野球やっていたこともあって大好きでした。
で、ちょっと話はそれたけど、完全にオレも谷口君状態。
周囲は過剰に高い評価をしてくる。
何度そうじゃないと言っても信じてもらえない(^_^;)
とりあえず出来るとこまでやってみるしかない。
たかだか外務員二種試験。
なのに恐ろしく高いハードルを設けられてしまった。
受験勉強以上に頑張ったかもしれない…(^_^;)
2回実施された模擬テスト。
結果は2回とも1位。
周囲の勘違いは確信に変わったみたい…(T_T)
それから研修のときでも、信用取引やデリバティブ関連の部分になると人事の方が俺に講師やらせたり、とんでもない無茶振りされた(>_<)
『先物・オプション課に配属されたぐらいだから、それぐらいは知ってるでしょ。』
と。いやいや配属決めたのはアンタらであって、俺は他の新入社員と同じ新卒なんだから知るわけねぇだろ…(-_-;)
それでもエラくプレッシャーのかかった研修を終え、ようやく東京へ。
そして初めて所属部署への出社。
なんか見世物みたいだったな(^_^;)
バブル崩壊後ということもあって4年振りの新卒配属だったらしく、色々な人がのぞきにきた。
ただでさえスゲー緊張してんのに勘弁してくれよな…(-_-;)
仕事については、とりあえず外務員一種が受かるまではそっちの勉強優先でいいよ、と言われていた。先物やるなら必要だもんね。
そして二日目の引け後、チーフが声をかけてくる。
チーフ:『今、何の勉強してんの?』
オレ:『外務員必携のこの辺やってます。』
チーフ:『(外務員必携をペラペラめくりながら)ふーん。こんなんやんなくていーよ。どーせ分かるだろ。ちょっと違う勉強しよう。』
オレ:『あ、はい…。』
そしてチーフはペンと紙を出してきて俺に教え始めた。
デルタ、ベガ、ガンマ、セータ、タイム・ディケイ、アービトラージ、フェア・バリュー、ベーシス…。
異星人の言葉を聞いているような気がした…(-_-;)
完全に勘違いされている…。
オレは優秀だと…(-_-;)
浪人・留年していて、俺は落ちこぼれだと、何度話しても同期たちは信じてはくれない。
そして悪夢のような研修がはじまる。
電話の取り方から、名刺交換の仕方など、社会人としての基本を学ぶ。
そして証券業務を行うために必要な外務員二種試験の勉強。
本番前に実施された模擬テスト(抜き打ち)。
順位を公表するという…(-_-;)
そして周囲も、挙句の果てに人事の方も
『まぁ、一位は決まってるけどねぇ。』
とからかいだか、やっかみだか、冗談だか、よく分からない振りをしてくる(>_<)
この勘違いされまくりの状態…。
小学生の頃、好きだった野球マンガ『キャプテン』を思い出していた。
超名門校から、ダメダメ野球部に転校してきた谷口君。
名門校出身というだけですげぇヤツと勝手に誤解されてしまう。
二軍のしかも補欠だったのに…。
そこから彼が努力で色々と乗り越えていく。
『明日のジョー』の作者のちばてつやの弟ちばあきおさんが書いた少年野球マンガ。
小学生の頃、野球やっていたこともあって大好きでした。
で、ちょっと話はそれたけど、完全にオレも谷口君状態。
周囲は過剰に高い評価をしてくる。
何度そうじゃないと言っても信じてもらえない(^_^;)
とりあえず出来るとこまでやってみるしかない。
たかだか外務員二種試験。
なのに恐ろしく高いハードルを設けられてしまった。
受験勉強以上に頑張ったかもしれない…(^_^;)
2回実施された模擬テスト。
結果は2回とも1位。
周囲の勘違いは確信に変わったみたい…(T_T)
それから研修のときでも、信用取引やデリバティブ関連の部分になると人事の方が俺に講師やらせたり、とんでもない無茶振りされた(>_<)
『先物・オプション課に配属されたぐらいだから、それぐらいは知ってるでしょ。』
と。いやいや配属決めたのはアンタらであって、俺は他の新入社員と同じ新卒なんだから知るわけねぇだろ…(-_-;)
それでもエラくプレッシャーのかかった研修を終え、ようやく東京へ。
そして初めて所属部署への出社。
なんか見世物みたいだったな(^_^;)
バブル崩壊後ということもあって4年振りの新卒配属だったらしく、色々な人がのぞきにきた。
ただでさえスゲー緊張してんのに勘弁してくれよな…(-_-;)
仕事については、とりあえず外務員一種が受かるまではそっちの勉強優先でいいよ、と言われていた。先物やるなら必要だもんね。
そして二日目の引け後、チーフが声をかけてくる。
チーフ:『今、何の勉強してんの?』
オレ:『外務員必携のこの辺やってます。』
チーフ:『(外務員必携をペラペラめくりながら)ふーん。こんなんやんなくていーよ。どーせ分かるだろ。ちょっと違う勉強しよう。』
オレ:『あ、はい…。』
そしてチーフはペンと紙を出してきて俺に教え始めた。
デルタ、ベガ、ガンマ、セータ、タイム・ディケイ、アービトラージ、フェア・バリュー、ベーシス…。
異星人の言葉を聞いているような気がした…(-_-;)