【雑感】感動をありがとう
サッカーワールドカップの「日本vsドイツ戦」。
もちろん自分も観ていました。
自宅に友人達10人ぐらいで集まって、テレビとプロジェクターでガッツリ映しながら盛り上がりました。
「感動をありがとう!」
ですね。子供から大人まで一緒に盛り上がって、感動していました。
「ドーハの悲劇」から「ドーハの歓喜」へ。
「ドーハの悲劇」世代だった自分にとっても感慨深いものがありました。
日本のサッカー界はすごく学ぶべきところが沢山あるなと思います。
自分が学生の頃は、実業団が主で、プロサッカーリーグもなく、世界で戦うなんてことは想像すらなかなかできないような時代。
そしてJリーグの発足、各地域に根付いたファン層の拡大。
ワールドカップに挑み続けていく中で、その活躍を見た子供たちの多くがサッカーをやるようになった。
自分が子供だった時代は、「野球」が圧倒的に多かった印象でしたが、その裾野から変えていった。
裾野を広げることってとても大切なことだと思います。
子供たちや学生が憧れる場所になる。
裾野が広ければ広いほど、頂点は高くなっていく。
1992年のJリーグ発足から30年。
日本のサッカーの地力は世界のトップレベルで通用するところまできた。
今回の代表選手の中でも海外組と呼ばれる普段から海外で活躍する選手が沢山います。
現在、活躍している選手たちの活躍に感動しながらも、日本のサッカー界がここまで積み上げてきた歴史、それぞれの時代にヒーローがいて、ファンを広げていったその積み重ね。
多くの困難にも負けず、裾野を広げ、未来の人材を育て続けたサッカー界の方々の取り組みにリスペクトを感じました。
自分は金融・資産運用の世界で生きてきた人間です。
この資産運用の世界でも、それを見習いながら裾野を広げていき、未来の人材を育てていく取り組みを数十年かけてやっていく必要があると強く感じています。
ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、レイ・ダリオ…。
世界で名だたる運用者はほとんどが米国から生まれています。
この失われた30年と言われる時代に、日本はアジアの中核的な存在からどんどんその地位を落としていきました。
海外で暮らし、様々な海外の方々と話していると日本の存在感の低下を強く感じざるをえません。
個人金融資産2000兆円という巨大なエネルギー・資源を持つ日本。
それを活かすことができれば、いつの日か日本からもそういった存在が生まれるかもしれない。
裾野を広げ、この業界の可能性を若い世代に感じてもらえるようにすること。
彼ら一人一人が成功し、その可能性を広げていくことが成功例になる。
その先に、それに憧れる未来の人材が生まれてくる。
そうやって時代は受け継がれ、発展していくことができる。
そんな自分も森保監督と同じ学年だったりします。
自分が現役時代には手が届かなかった世界でも、今の後輩達ならきっと手が届く。
そしてその先にもっと高みを目指してくれる世代にバトンを渡していく。
小さな存在かもしれないけれど、現場で色々と足掻きながら、そんな想いをもって取り組んでいます。
運用の世界に夢を持ち、そこで成長し、成功したいと願う若い世代のために仕事をしていきたいと思っています。
改めて、この感動を与えてくれた日本サッカー代表の皆さん、それを支えてきた方々、ここまで日本のサッカー界を押し上げてきた歴代の選手たちや関係者の皆さんに感謝とリスペクトを。
日本代表のW杯成績
1930年:(不参加)
1934年:(不参加)
1938年:(不参加)
1950年:(不参加)
1954年:(予選敗退)
1958年:(不参加)
1962年:(予選敗退)
1966年:(不参加)
1970年:(予選敗退)
1974年:(予選敗退)
1978年:(予選敗退)
1982年:(予選敗退)
1986年:(予選敗退)
1990年:(予選敗退)
1992年:Jリーグ発足
1994年:(予選敗退)
1998年:グループリーグ敗退
2002年:ベスト16
2006年:グループリーグ敗退
2010年:ベスト16
2014年:グループリーグ敗退
2018年:ベスト16