【回想録】人とのつながり~アシスタントUさん
独りで歩き始めた頃、一つの問題があった。
当時は取引所のシステムで発注、プリンタに注文・約定が上がってきて、それを確認して伝票に記入するという手間が必要だった。
結構、バタバタとやっていた自分にとってはこれはかなりの負担だった。
プリンタ確認している間はマーケットから目を離すことになるし、伝票記入もバタついていると打刻だけして後回し。
結構、ミスも多くてバックオフィスのお姉さまたちによく謝っていたっけ(^_^;)
あるとき部長がアシスタントをつけてくれることを提案してくれた。
非常にありがたい申し出だった。
そして派遣会社に依頼し、待ちに待ったアシスタントが来た。
初日…あまりプレッシャーにならないようにとガツガツしたトレードは控えて、伝票の書き方やらプリンタの見方、そんなことを教えて終わるつもりでいた。
ところが…引け15分前にマーケットが動いた。
ディーラーである以上、戦うのが習性。
いきなりエンジンがトップギヤに入った(暴れてないですよ)。
そして大引け。
ふと振り返るとエラク強張ったアシスタントの顔がそこにあった。
翌朝、出社時間が過ぎても来ない。
寄り付いてからしばらくして…派遣会社から電話が入った。
「私にはとても勤まらない…」
という一言を残して、そのアシスタントは去っていった。
でもその次に来てくれた人がUさんだった。
最初は自分がエラク気を使うから(最初のアシスタントが一日で辞めたトラウマ)、多少訝しがっていたが、彼女は本当に色んな面で助けてくれた。
『痒いところに手が届く』
そんな感じだった。
相場以外の事は結構抜けてる自分。
そしてトレードやってるとメンタル面でのコントロールはとても重要になる。
そんなに激しいつもりはないが、苛立ったりすることもある。
でもそんな自分を彼女は温かい目でサポートしてくれた。
その後、システム化が進む中でアシスタント業務自体が必要なくなり、離れることになった。
しかし、仕事としては関係が切れた後も『例の飲み会』を支えてくれた。
今でもその会を共に運営する仲間になってくれている。
当時は取引所のシステムで発注、プリンタに注文・約定が上がってきて、それを確認して伝票に記入するという手間が必要だった。
結構、バタバタとやっていた自分にとってはこれはかなりの負担だった。
プリンタ確認している間はマーケットから目を離すことになるし、伝票記入もバタついていると打刻だけして後回し。
結構、ミスも多くてバックオフィスのお姉さまたちによく謝っていたっけ(^_^;)
あるとき部長がアシスタントをつけてくれることを提案してくれた。
非常にありがたい申し出だった。
そして派遣会社に依頼し、待ちに待ったアシスタントが来た。
初日…あまりプレッシャーにならないようにとガツガツしたトレードは控えて、伝票の書き方やらプリンタの見方、そんなことを教えて終わるつもりでいた。
ところが…引け15分前にマーケットが動いた。
ディーラーである以上、戦うのが習性。
いきなりエンジンがトップギヤに入った(暴れてないですよ)。
そして大引け。
ふと振り返るとエラク強張ったアシスタントの顔がそこにあった。
翌朝、出社時間が過ぎても来ない。
寄り付いてからしばらくして…派遣会社から電話が入った。
「私にはとても勤まらない…」
という一言を残して、そのアシスタントは去っていった。
でもその次に来てくれた人がUさんだった。
最初は自分がエラク気を使うから(最初のアシスタントが一日で辞めたトラウマ)、多少訝しがっていたが、彼女は本当に色んな面で助けてくれた。
『痒いところに手が届く』
そんな感じだった。
相場以外の事は結構抜けてる自分。
そしてトレードやってるとメンタル面でのコントロールはとても重要になる。
そんなに激しいつもりはないが、苛立ったりすることもある。
でもそんな自分を彼女は温かい目でサポートしてくれた。
その後、システム化が進む中でアシスタント業務自体が必要なくなり、離れることになった。
しかし、仕事としては関係が切れた後も『例の飲み会』を支えてくれた。
今でもその会を共に運営する仲間になってくれている。