【ビジネス】東京出張
5月のローンチから、会社を外せない(休むことも出張することもできない)状態だったのが、スタッフを一人増員できたので、ようやく東京に出張し、昨朝にシンガポールに帰ってきました。
本当に沢山の方にお会いし、色々なお話もさせていただきました。
Breakfast meetingから始まり、都内をアッチコッチ移動しながら一日中ミーティング。
シンガポールより暑い…。
与えていただいた信頼や期待。
様々な方にサポートいただいていること。
とても力を与えてもらえるようなミーティングが多く、励みになりました。
で、今回は証券側のディーラー達に向けてのセミナーなんかもやらせてもらいました。
ヘッジファンドにおける運用と、投資信託や自己売買部門の運用との違い。
そこに求められるものがなんなのか。
ざっくりとそんなことを話させてもらいました。
目指すものは人それぞれ
個人投資家としての成功
ディーラーとして一流になること
ヘッジファンドなどの運用者になること
…etc
どれが正しいとか、どれがいいとか悪いとかじゃない。
それはあくまで個人の選択。
でも実績をしっかりと上げて、ある程度のキャパシティを許容できるストラテジーをしっかりと構築し、論理性・再現性のある運用ができるようならば、せっかく具体的な道筋が作れたのだから、ヘッジファンドのPMへの道は、ぜひ目指して欲しい道でもある。
ただ明らかにその夢や目標とは適合性のない運用手法に取り組んでしまっているともったいない。
HFのPMになりたいのに、キャパシティがあまりにも小さいであろう運用にこだわっていたり、極端なリスクの取り方をしてしまっていたり。
目指すものが何なのか?
そこで求められるものは何なのか?
それをしっかりと理解したうえで、今何をやるべきなのか?何を学ぶべきなのか?を間違えないようにして欲しいと思うのです。
運用の世界で生き残ることは簡単なことじゃない。
途中で退出せざるをえなくなる人の方が圧倒的に多い。
そんな厳しい世界で、生き残り、成功するためにはハードワークも必要になる。
それをやりきるためには夢やモチベーションって大事なものだから。
未経験者が運用の世界にチャレンジできる場所は限られている。
そこで経験を積み、スキルを磨き、実績を積み上げることで、その先にまた次のステージがある。
若い世代が、夢を持って取り組み、その夢を実現できる場所を作りたい、そう思ってこれまで色んなことに取り組んできた。
舞台とその道を作るところまではきた。
これからはその舞台をしっかりといいものにすること。そして育つ環境とその舞台ををより良くし、一人ひとりの可能性を最大化していくために、何ができるかを常に考え、出来ることをしっかりとやっていく。
自分ももっと沢山学び、経験もしながら、彼らのために出来る限り最適な道と環境を作ってやりたいなと、改めて思った東京出張でした。
2011年に話したことが実現するまで8年。
足りないもの、今の力量を自覚し、目指す夢や目標との乖離をしっかりと確認しながら、一歩ずつ前に進む。
苦しい時も必ずある。でも簡単にあきらめず、その信念をブラさずにしっかりと前を向いて挑戦し続けること。
若い運用者達に望むことと同じです。
このブログを読んで運用の道に進みたいと思ってくれたという若い運用者からのメッセージ。
前にもそういってくれた子がいました。
すごく励みになりました。
彼らのためにも頑張らなきゃと。
いつか同じ場所で働けるときが来るといいなと願っています。
AUMが初期目標としていた水準を超えたこともあり、9月10月については募集を一時停止することになりました。これはあくまでも次の段階へのスタートラインだと思っていますが、最優先するべきは投資家の皆様に最適なリターンをお返しするということにあるので、当面はポートフォリオの構築および運用環境の体制強化などにしっかり取り組みます。