【ビジネス】ラウンドテーブル
おはようございます。
シンガポールに来てから一年半が経ちました。
目指していたものがようやくテイクオフし、タフだけれど、やりがいに満ちた毎日を過ごしています。

シンガポールに来てから一年半が経ちました。
目指していたものがようやくテイクオフし、タフだけれど、やりがいに満ちた毎日を過ごしています。
この二日間、Capital Introductionのラウンドテーブルに参加させていただいてきました。
運用会社(ヘッジファンド)と投資家との出会いの場。
運用会社(ヘッジファンド)と投資家との出会いの場。
すごくいい経験になったし、ビジネス面でもいくつもの手応えを感じることが出来ました。
沢山の投資家に興味を持っていただけたこと。
励みでもあり、プレッシャーでもありw
沢山の投資家に興味を持っていただけたこと。
励みでもあり、プレッシャーでもありw

機関投資家相手のビジネス。
つまりプロの投資家ばかり。
つまりプロの投資家ばかり。
まだまだ投資家から学ぶことも多く、自分の足りなさをヒシヒシと感じながらも、与えていただいた期待や信頼に励みももらいながらの毎日。
自分が10年以上、「このままでは地場ディーリングはダメになる。運用者が生まれ育つ場所を守るためには、新たな道筋を切り開いていかなくては。」という危機感とともに、作り上げなければいけないと目指してきたもの。
地場ディーリングという環境に依存しきった短期運用の世界。
2010年の「変化」をきっかけに絶滅危惧種と揶揄されるような状況が目の前にあった。
それを変えていくことからの始まりだった。
硬直的な管理ルール。
リスクを取らないマネジメント。
環境に依存した運用。
どこか諦め、学ぶこと、努力することを怠ってしまった運用者。
世界的にみても異常な高い報酬率によって壊れてしまったビジネスモデル。
20年以上、運用者として向き合ってきたから分かることがある。
そんな自分がマネジメントになるから、してやれることがある。
ビジネスを持続するだけならば、いくつかの方向性があった。
でも自分は、それまでになかった道を創ることを目指したいと思った。
出来るだけ多くの人に夢や目標を与え、個人の夢の実現とビジネスの発展をどう実現していくのか。
10年先、(多分、自分がいなくなるであろう)20年先を考えたとき、将来的により大きな可能性を秘めた道。
10年先、(多分、自分がいなくなるであろう)20年先を考えたとき、将来的により大きな可能性を秘めた道。
最初は誰も信じていなかった。
採用面接で話したときも、ほとんどの人に「ウチじゃ無理だ」の一言で一笑に付された。
本当に小さなことから一つ一つ。
見てきたもの、見ているものが違う人がほとんどの中で、反発や誤解、苦しい思いも沢山してきた。
常に「もう間に合わないかもしれない」という焦りがあった。
でも現状を客観的に分析し、今出来ること、将来に繋げるための小さな一歩を大事にする。
焦りのまま、足りないものだらけのまま挑戦するリスクは、自分の挫折で思い知っていたから。
大きな目標に向かって、目の前にある課題や問題を一つずつ解決し、変えていく。
大きな目標や、目指す方向が正しければ、日々の小さな積み重ねがいつかそこに繋がっていく。
そう信じて。
素晴らしい可能性を持った後輩達の存在。
信頼を与えてくれる経営。
それが自分にとっての励みであり、勝算だった。
登山のような道だった。
目指す頂上の遠さに挫けそうになったときは、ただ目線を落とし、目の前の一歩を踏み出すことだけを考えて。
土台作りに7年を要した。自分自身の挑戦や挫折も入れれば10年。
あの挑戦のときとは、自分の役割は変わったけれど、未来を創るためにやり遂げたいと願った目標に変わりはない。
これはまだステージ2の始まり。
まだまだ足りないことだらけの自分の言葉に耳を傾け、期待や信頼を与えてくださる投資家も増えてきた。
しっかりと手応えも感じられる。
しっかりと手応えも感じられる。
やらなければならないことは尽きないけれど、与えていただいた信頼が力になる。
しっかりと応えていけるように。
しばらくはただただ全力で。