FC2ブログ

【ビジネス】IOP

おはようございます。

今日から5月10日までGWを挟む形でIOP(初期募集期間)を迎えます。
運用会社としての登録完了から、ここまでの短い期間の間に、初期段階から投資を前向きにお考えいただいている投資家がいることに感謝と、しっかりとその期待に応えていかなければならないという気持ちでいます。

我々の組織はどこにいっても「ユニーク」と言われます。あまり他に例がない組織であり、仕組みなのでしょう。
でもこれが自分がこの十年以上考え、模索し、目指してきた一つの形です。

運用経験もお金もなく、運用の世界への夢と憧れを持った若者が
自己資金運用(ディーリング)の世界で経験を積み
より大きな資金を受託できるだけの経験と実績を積み上げたうえで
ヘッジファンドの運用者としての道を進む組織図

もちろん運用者としてのマーケットとの向き合い方は人それぞれ。
ディーラーとして極めていくもいい。
個人投資家になっていくのもいい。
ただヘッジファンドのファンドマネージャーとして、その運用を担えるだけのストラテジーやスキルを身に着けた人材には、ぜひ目指してほしい道でもある。

自分自身、そして何人かの友人たちが2000年代半ばから後半にかけて、地場証券を飛び出してヘッジファンドを立ち上げて独立した。
地場証券の資金力の限界がそこにはあった。
いくらキャッシュリッチでも、一人の運用者に付与できる運用枠やリスクには限界がある。
高い報酬率があるから、それでも驚くような年収にはなるかもしれないけれど、運用者としての可能性はもっともっと高いところにあるかもしれない。
そんな人材の能力が、その会社の資金力という限界によって制限されるのではなく、もっと大きな世界、フィールドでその能力を発揮し、様々な投資家の期待に応えて活躍していって欲しい。
それが日本の個人金融資産を活かす一つの道にもつながる。

運用者を育てることに真剣に取り組めば、いつかぶつかる資金力という壁。
それが見えていたから、2011年に前職の山和証券での採用面接を受けた際に、こういった取り組みを将来していくべきだとお話した。
そのときに話したことが現実になる。

地場ディーリングが不要なのではない。
大手証券や外資系証券のような国際的金融機関はボルカールールなどに制約を受けて、自己運用は思うようにできない。
規模が小さいからこそ出来ることもある。
自己資金運用だからこそ、未経験者にも道を開ける。
そこに存在意義を作り出すことは出来るはず。

地場証券が従来得意としていた日計りだけでは、とてもそういう道は見えてこない。
投資家の信頼に応えていくためには、様々な経験を積んでおく必要もある。
分析が得意だからと突然運用を始めても、日々変化する市場においては、それ以外にも様々なものが求められてくる。
様々なストラテジーを許容できる運用環境の実現と、人が成長できる環境の構築。
ここに至るまで、様々な変革が必要だった。

そして実戦で経験を積み、失敗からも学ぶ必要だってある。
おそらくもしこの道を目指したいと思っても、そこにたどり着ける人はごくわずかだと思う。
数十人、いや百人に一人、もっと少ないかもしれない。
でも目指すものがあるから、人は苦しいときも前を向いて成長できる。

夢を現実に出来る場所。

その取り組みはようやく新たなステージを迎えます。
(これが「ステージ2」で、自分の中には「ステージ4」ぐらいまでの目標があります)
まだ若い後輩達が目指す場所でもいられるよう、ここからが新たな始まりです。

http://www.yamawa-am.com/
※当社が運用するファンドは2019年4月現在、日本国内で販売しているものではありません。またシンガポールでの登録を受けた運用会社であり、適格投資家(Qualified Investor)を対象としております。当該ホームページもそれらの投資家を対象としておりますので、予めご了承ください。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

tetsu219

Author:tetsu219
元証券ディーラーです。
二十数年ディーラーやって、シンガポールにも一時期行ってヘッジファンドを立ち上げてみたりと色々やってきて、とある証券会社でディーリング部長になり、今はシンガポールでヘッジファンドの設立・経営をやっています。

基本仕事ネタです。
更新は気が向いたときだけ(^^;
でもこのブログを通じて運用を志す若い世代の人たちに何か伝えられること、その一助になればと思っています。

初期は限定記事にしていましたが、今は開き直って全部公開にしてますのでお気軽に(笑)

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR